岩手県滝沢市のデイサービス、通所介護 楽です。
盛岡市と雫石町も対応している、介護施設です。
長時間型デイサービスは日本唯一。
本日は、
認知症と食事の関係。
何を食べれば認知症予防になるのか…
という話ではありません。
認知症が進んでくると、
手づかみで食べてしまうことがあります。
「あららららら!?おじいちゃん!ハシつかって!!」
なーんて食事風景があなたの家庭でありませんか?
本日の記事を読むと、
どうして認知症の症状で手づかみで食べてしまうのか、
どうしたら手づかみを防ぐことができるのか
お話していきたいと思います!!
それではいきましょー
どうして認知症によって手づかみで食べるのか?
どうして認知症の症状が進むと箸が使えず、
手づかみで食べてしまうのかというと…
認識できていない
ということが多い原因です。
認知症で箸が使えないのは認識ができていないからとは?
箸を使うというのは
とてもむずかしい動作にあたります。
2本の棒をこちゃこちゃっとやって
物を適度な力でつかみ、
口にはこびます。
認知症症状が進むと、
脳の機能が低下し、
ひとつひとつがうまく繋がらなくなります。
そのために、
箸を使うということができなくなり、
手づかみで食べてしまうということがおきます。
他にも認識できないということが、
箸そのものをが
ご飯を食べときに使うものだと
認識できていないというパターンもあります。
さらにさらに、
食事だということが認識できず、
「ちょっとつまんでみようかな…」
といった場合もあります。
ただ
手づかみで食べる
ということの裏側には
認識できないというのが積み上がっていました。
どうしたら手づかみでの食事がなくなるのか?
認知症のため、
脳の機能が低下してきています。
こればっかりは
どこかしょうがない、という面もあります。
それでも、
「こうしたらいいかも?」
というのはあります。
手づかみでしか食べないのなら、
手づかみで食べられるパンや、
おにぎり、ピザなどにしてみるとかです。
ちょっと作る手間が増えてしまうかもしれませんが、
自由に手で食べることによって
より食欲がわくかもですね。
他には
箸を最初に認識してもらうために、
ご飯を出す前に、先に箸をもってもらうことです。
実は、
調べると、
結構手づかみ対策はでてきています。
「なるほどねー」
というのがたくさんありますよ。
認知症のために手づかみで食べてしまう。
認知症のために手づかみで食べてしまうときに、
これをやれば箸をつかう、
あれをやれば箸をつかう。
あなたはたくさん試すかもしれません。
ですが、
大事なことがあります。
「こうしなきゃいけないんだ」
と強く意識しすぎないでくださいね。
あなたが疲れてしまいます。
つまり、
「箸を使わなきゃいけない」
という考えから抜けてみましょう。
「まあ、食べてるからいっか☆」
くらいにゆるく、考えて、
あなたも楽に、ゆるくやりましょう。
「ああ!もう!また手で…」
って思い込んで
落ち込んで
日々をどよ~んと過ごすよりかは
「お!いっぱい食べてる!さすがおじいちゃん!」
なんて明るく晴れやかにしてたほうが
あなたにとってもいいですよね♪
介護でがんばりすぎず
あなたも日々、たのしくいきましょー