連楽帳/Blog

2020.12.17

【認知症】日本の介護と中国の介護、対応の仕方の違いは?

岩手県滝沢市のデイサービス、通所介護 楽です。

盛岡市と雫石町も対応している介護施設です。

長時間のデイサービスをお探しですよね、ここです。

 

大学のころに

憧れの先輩がいました。

 

みんなからもとても注目の的で

高飛車な態度もとらず、誰にでも優しく、

誰にでもニコニコと接してくれる先輩です。

 

とても頭もよく、

要領がいいかつ、とても努力家な人で、

容姿端麗頭脳明晰と

完璧超人でした。

 

そんな先輩の大好きなもののひとつに、

中国があります。

 

中国に興味を持ち始めたきっかけは、

中華料理…

ではなく、

らんま1/2

です。

 

小さい頃から大好きな漫画。

 

もちろん、アニメも大好きで、

好きがいきすぎて

中国が大好きになった先輩です。

 

そんな

大好きな先輩が好きな中国の介護、

ご存知でしょうか?

 

やっぱり

日本とは違います。

 

背景としては

「一人っ子政策」の影響で、

とんでもないスピードで

少子高齢化がすすんでいます。

 

だから、

世界の中でも

介護についてとても考えている国のひとつです。

 

同じアジア圏として、

日本の介護は注目をあびて、

日本の介護企業は

中国へ進出しました。

 

しかし、

結果として

日本の介護はなかなかうけいれてもらうことは

なかったそうです。

 

なぜなら

中国の方の思考や、

介護へ対する考えというのが

日本と逆といっていいほど

違うからです。

 

 

どういったところが

日本と中国の介護が違うのでしょうか?

 

 

まずは

中国で介護施設というと

立地条件を求めるそうです。

 

日本はどちらかというと、

広い土地に大きな建物をドカンとたてるために、

少しでも土地代が安くなるように

郊外にたてることが多いです。

 

しかし、

中国では、利便性を利用者や家族、介護スタッフが

とても重要視するために

都市部に立てようとすることが多いんです。

 

 

つまり、

日本のつもりで、郊外にたてようとすると、

利用者も利用をしたくない。

家族もお願いしたくない。

スタッフも働きたくない。

となり、

介護どころではなくなるそうです。

 

 

次に、

習慣や文化のちがいです。

 

 

たとえば

中国の介護施設の入り口は

ゴージャスです。

 

 

日本の介護施設はどっちかというと

シンプルですよね。

 

 

「あ、窓口ですね」

といった感じ。

 

 

中国は

「受付!!!」

って感じ。

 

 

他にも

風水なども関係してくるので、

理解をしていないと、

「ここにトイレあるん!?」

とか

「ここに棚が!?」

とかでてきます。

 

昔からの習慣がでてくるところなので、

日本の介護をもっていくと、

難しいのはわかりますよね。

 

 

さらに、

最近ではかわりつつあるみたいですが、

それでも根強く残っているものがあります。

 

それは、介護施設としての対応です。

 

日本の介護施設だと、

自立を促進するようなやりかたが多いです。

 

「自分でできることはやってもらおう」

といったやつですね。

 

しかし、

中国だと

「究極のサービス業」

といわれるくらい、

職員がおこない、手伝います。

 

これも昔からの文化の違いなので、

なかなかおもしろいです。

 

で、

実際、いまのところどうなのかというと、

どんどん日本の介護を、介護の知識を

取り入れているそうです。

 

そのために、

自立支援や、認知症の対応も強化されてきて、

逆に中国に教わることも増えてきているそうです。

 

とてもいいことですよね。

 

国単位で介護と向き合い、

教え合い、

学び合い、

介護業界をもりあげていく。

 

介護業界が世界中でもりあがればもりあがるほど、

わたしたちが高齢者になっても、

どこの国でも生活できるようになりますね!

これはたのしみです。

 

年を重ねても

世界旅行気分ですね。

 

・・・・

 

旅行イベントとして国外もでてくるのかな?

 

それはアツい…!!

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