連楽帳/Blog

2021.01.05

【認知症】歯周病が認知症の原因となる話

岩手県滝沢市のデイサービス、通所介護 楽です。

 

盛岡市と雫石町も対応している、介護施設です。

 

長時間型のデイサービスは日本唯一。

 

 

 

アルツハイマー型の認知症と歯周病の関係性が深い話です。

 

歯周病って書くと小難しい話になってますが、

 

すげー簡単にいうと

 

口の中で、バイキンが炎症をひきおこし、

 

そのバイキンが炎症をひきおこしたことによって

 

アルツハイマー型の認知症の原因といわれるタンパク質を

 

増加させるという可能性があるということです。

 

 

なので、

 

認知症予防!!とはりきっている方は

 

口腔内の環境も整えてみるのもいいですね。

 

 

口腔内の環境とは少し話がずれるのですが、

 

実体験として、

 

入れ歯をして食べている方が、

 

入れ歯が合わなくなり、

 

入れ歯なしで食べるようになると、認知症症状が進んだことがありました。

 

その時は特に入れ歯のせいだとは気づかず、

 

進んできたかあといった現実を受け止める感じ。

 

しかし、

 

ある時、入れ歯を家族さんと一緒に作りに行き、

 

バッチリ合う入れ歯をいれて、

 

さっそうと施設に帰ってきました。

 

表情はどことなくキリッとしていて、

 

入れ歯が入ったことにより、いつもより言葉もききとれます。

(入れてないとどうしても細かい言葉は難しいことがありました)

 

話すのが楽しくなったのか。

 

いつもよりも他の利用者さんに話しかけるし、

 

職員のこともよく呼び止めるようになり、自分のことも話すことが多くなりました。

 

さらに驚くべきところはまだあります。

 

やはり

 

食事

 

入れ歯をなくした頃は

 

食事の時間が楽しくなかったのか暗い表情だし、

 

食事を残すことも多かったです。

 

入れ歯をいれることによって、

 

ニコニコと食事が配膳されるのをまっていました。

 

「〇〇さんのご飯ですーどこにすわってますかー!?」

 

なんて私が声をあげると

 

「ここだよここ!!他の人のぶんも持ってきてもいいよ!食べるから!!」

 

なんて両手をふってガハハと笑っていたのは今でも覚えています。

 

もちろん食事はぺろっと食べて、

 

本当に他の利用者さんのぶんまで食べる勢いでした。

 

 

 

 

口腔内の環境と話は少しちがい、

 

入れ歯があるかないかの話でしたが、

 

しっかり噛める、しっかり話せるというだけで

 

認知症の進行を抑えることができたのかなと思います。

 

しっかり噛めない→おいしくない→ご飯がたのしくない→気分ズーン・・・

しっかり話せない→みんなにきいてもらえない→話すが楽しくない→気分ズーン・・・

 

 

もし、

 

あなたのおじいちゃんおばあちゃんが

 

最近入れ歯をいれなくなって、

 

元気がなくなっているなあと感じているならば、

 

新しく入れ歯を入れるのも

 

元気な姿につながるかもしれませんよ♪

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